塾無し中学受験(当面の目標は開成中学)を目指す上で図形センスの早期養成は欠かせません。
そこで図形センスを磨くための取り組みとして、なるべく実物に触れる機会を増やそうと考えています。
毎晩寝る前の15分ほどで息子(年中)と取り組んでいる通信教材の一つ(がんばる舎すてっぷ3)に図形問題が出てきたので「これはチャンス!」と思いさっそく実行してみました。
プリントの問題は難なく正解
いくつの積み木があるかを問う問題。こちらは即答できました。
息子が取り組んでいる「がんばる舎すてっぷ3」は4~5歳向けの教材なので、年齢相応の力はついているということだと思います。
そこで実際に積み木を用いて少し発展的な作業をしてみました。
積み木で同じ形を作る
私:「絵と同じように積み木を並べてみてね」「向きにも気を付けて」
息子:「(ニコニコしながら)できたよー!」
ささっと完成させました。これは簡単だった模様。
少しずつ難度を上げていきます。
正方形を作る
私:「③の問題の図形に、あといくつ足すと真四角(正方形)になるかな?」
息子:「1、2、3・・・4個!」
私:「いいね!9個あると正方形になるね!」
まだまだ余裕な様子だったので、立体に挑戦してみました。
立方体を作る
私:「じゃあ、サイコロの形(立方体)にするには、あと何段作る必要があるかな?」
息子:「2段!(即答)」
想像よりも速い解答でした。
頭の中にしっかり3×3×3で積みあがった立方体が描けていると思われます。
ちなみに「ぜんぶで何段」ではなく「あと何段」という質問に対して正確に解答できたのも嬉しいポイント。
こうした指示が正確に理解できる力もとても重要。
普段からなるべく言葉を(特に助詞)を省略しないように気を付けています。
解体してみる
私:「この立方体にはいくつの積み木が使われているかな?」
息子:「1、2、3・・・」
一緒に一つ一つ解体して27まで数えてみました。
1段分の9個を一列に並べ、3列並べて9×3のイメージを視覚化。
私:「9が3列で27だねー」
と言うと、息子は横に3つ並んだ行のかたまりに気づきました。
私:「1行に3つのかたまりが、9行あるねー。」
息子はまだ九九を知らないのですが、9×3=3×9ということになんとなく気づいたようです。
あまり説明しすぎても興味を失いかねないので、私の説明はここまで。
あとは夢の中で脳みそに働いてもらえればと思います。
気づき
指示を一回で理解できた。
頭の中で図形を描くことができている。
頭の中で描いた図形を実際に積み木で組み立てられる。
図形センスを養うといえば「LEGOブロック」ですが、長男は保育園で昨年の冬頃からLEGOブロックでよく遊んでいると聞いていました。ただ、我が家には下に小さい子もいるため、誤飲防止の観点からLEGOブロックは購入していません。
もしかしたら家には無いからこそ、保育園にしかないおもちゃがより楽しめるのかもしれません。
何事も教え込み過ぎず、好奇心の種まきをする感覚で、適宜声掛けをしていきたいと思います。
今回使用した積み木はこちら